まる博サテライト訪問　４ 　　八 木 観 光 農 園 　〒368-0056埼玉県秩父市寺尾3287　電話　0494-23-9035 　営業時間 10:00〜16:00頃 　不定休 　いちご狩り 1月上旬～5月中旬 ，ブドウ狩り 8月上旬～10月 　ホームページ https://chichibu-yaginouen.jp/ 　 令和３年１月１４日（木）訪問

　寒中だというのに暖かく、穏やかな日に、寺尾で日当たりの良い広大な農園をお持ちの八木農園を訪ねました。

　いちごハウスの中は、甘い香りでいっぱいでした。入口の左右に日本ミツバチと授粉専用のマルハナバチの巣箱が一箱ずつ、蜂達も元気に仕事をしていました。ご主人の八木久様にお話しを伺いました。

　蜂によって授粉された花は、形の良い大きないちごになるが、授粉されない物は商品にならないそうです。八木農園では、“やよいひめ”と“あまりん”という品種を育てているそうです。やよいひめをご馳走していただきました。実全体が頬っぺたが落ちる位にあまく、美味しく、幸せに感じました。また、兎と山羊を飼っていて、子ども達に人気があるとのこと。

　昭和40年ごろ、西武鉄道が秩父まで伸びるというので、八木源三さん（久さんのお父さん）や近所の農家が中心となり、ブドウ農園村を立ち上げたという。初代村長は八木源三さんでした。いちご作りは久さんが始め、現在の村長は久さん。久さんはおっしゃいました、「コロナ禍で、いつもの“摘んで30分食べ放題”はできないけれども、天候に恵まれて出来た甘い良質のいちごの販売を粛々と行っています。皆さんどうぞおいで下さい。」と。

　八木さんのご先祖には、秩父出身の偉大な柔道家、八木寅次郎翁がいらして、敷地内には“天神真揚流・師範家 柔道範士 柳心斎 八木寅次郎翁”の石碑があります。この碑を今でも東京方面から、訪ねて来る方がいるそうです。

　(K・I)

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