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 まる博サテライト訪問 9

  八 幡 屋 本 店

 秩父市番場町8-18 Tel. 0494-22-0010
 (年中無休)
 令和4年8月16日(火) 訪問


 お盆だからだと思う,番場通りはにぎやか。特に秩父神社の前はすごい。神社前の八幡屋さんのお店の中に入るとヒンヤリ。お客様もかなり入っている。こんなお忙しいところをご主人にお会いできた。熊崎一仁(かずひと)さん。八幡屋本店は明治35(1902)年の創業,120年たったところの4代目です。

 「暑かったでしょう。どちらから?」「番場です。」「えっ。」で大笑い。(たまたまお訪ねした3人とも番場町在住でした)ちちぶFМで時々お聞きする八幡屋さんの声だ。八幡屋さんは大きな声で,元気によく笑う。

 ― 「ちちぶFМには番場町商店街の枠があって,私が広報担当なので各店の人を連れていきます。私はなかなか思っていることが言えないです。そのことをFМの女の人に話したら,『私もそうです。』と言っていたその人が,今はすごく上手に話しているのを聞くと,彼女と一緒に成長していきたかったなあ,と思います。

 一昨日と昨日が,もうとても忙しかったです。一番よく買ってもらったのは『秩父自慢』でした。『梟サブレ』もよく出ました。これは日持ちするのでお土産に便利なんだと思いますね。『和銅饅頭』『和銅最中』『武甲のお月さま』などもよく買っていただきました。」
こちらには和三盆のかわいいお菓子がある。抹茶好きの間ではかなり有名。お茶会用の「青梅」にはちゃんと梅味の芯が入っていたり,芝桜の期間には「芝桜まんじゅう」がありました。

― 「昔はたくさん職人さんがいて,いろいろ新しいお菓子を考えていました。珍しい名前のお菓子で『クリキントン』とかありましたね。父が考えたんです。ヒラリー・クリントンさんが当選したら復活しようかと言っていたんですが・・・。」
いろいろ楽しいお話,ありがとうございました。

(K・I)



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