国道140号を三峰方面へ。武州日野駅前を過ぎて間もなく荒川を対岸へ渡る日野鷺橋。その橋を渡るとすぐ右に「蕎麦うどん 水沢」の看板が大きく出ている。とてもわかりやすい。
店長は,新井 隆(たかし)さん。平成6(1994)年6月に開店。今年創業30年を迎えました。平日はお一人でこなしますが,お忙しいときは,慣れたパートさんが入るということです。営業時間は当初,11時から19時でしたが,コロナウィルス感染症のまん延したときに,11時から18時に変更したそうです。もう,コロナの心配はなくなりましたが,自分も若くはないし,そのままにしてあるということです。
「ジオパークと伺ったときに,そういうのにとても興味を持っていましたので,すぐにサテライトになりました。」とのこと。「中学校の帰りに,うちの畑のそばから不思議な石が見つかり,それが自然ではなく人間の手が加わっているようなのです。資料館に訊いたら『7000年前の縄文時代の石器じゃないか』ということでした。」その石器はお店の座敷の奥に展示されています。「荒川は,今ではこの下50メートルくらいの深い谷の底を流れています。しかし,当時の谷はもっと浅かったようです。水はあるし,住みやすいところだったんですね。対岸では土器が出ています。」
「秩父高校では生物地学部に入って,荒川の地形を調べて地図をつくったりしましたね。小鹿野と荒川村の境のゴルフ場にハマグリ岩というのがあって,露頭が2メートルくらい出ているんですよ。それで『岩を下さ~い』って,もらいに行ったことがあります。駐車場に端にある貝化石が入った岩がそれです。また,近くの荒川のテビツガ渕には貝化石の地層が出ています。日野鷺橋の上流左岸にみられる長岩(ながいわ)は,札所三十二番のお船岩に続いているという人もいます。長岩は丸い石が入っている円礫岩で,弟富士山(おとふじやま)にもこの岩が出ています。」と,まだまだお話がいっぱいありそうです。
あっ,おうどん,おそば,どちらも最高。お蕎麦は石臼で粗く挽いた田舎蕎麦です。
(K・I)

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