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令和5年度のおもな活動

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0501 秩父ジオパーク 歴史道スローウォーク

・9月17日(日) 「上三沢を歩く」
 参加者:9名
  「三夜前」バス停10:30集合,「曽根坂峠」バス停15:35解散。(道のり約 5 km,累積標高差約 220 m)

「三夜前」バス停に10:30に集合.参加者9人で,武蔵川大治郎の碑,夢路観音,二十三夜寺,丸山の大日如来の石塔と,石造物や水田跡,古い機屋の建物などを見ながら,ゆっくり歩き,丸金稲荷の近くで昼食。上三沢の高位段丘には粘土層が挟まれ,トウヨウゾウの化石が発見されていることを紹介しました。午後は常楽寺,熊谷通りと川越通りが合流する広町の,蕎麦粒石と呼ばれる室町時代の道標石,如意輪観音堂,八幡大神社とその南の四方固め石,曽根坂一里塚の秩父大宮と札所一番四万部寺を示す元禄15(1702)年の道標石,百八十八箇所供養塔などを見て,「曽根坂峠バス停」で15:35解散となりました。
 アンケートには,「今まで行ったことのない秩父の景色を見ることができた。外秩父という地域を見ることができて良かったです。」「歩きもゆっくりで話も楽しく良かった。」「少人数なので話を聞き逃すこともなく,良かった。」などの感想がありました。



0502 ジオウォーキング

・5月6日(土) 一味違った札所めぐり「秩父盆地の段丘を歩く」  参加者:34名
  西武秩父駅前10:00集合,大野原駅前15:40解散。(道のり約 8.0 km,累積標高差約 100 m)

西武秩父駅前10:00集合。約7万年前に荒川の川原であった御旅所から,団子坂を下り段丘崖の湧泉と地蔵川のお話をし,その下の,約3万年前以降,荒川が浸食していった段丘を歩き,秩父最大の湧水「龍神池」がある今宮神社を経て,秩父公園橋を渡り,札所22番で昼食をとりました。午後は,札所21番を経て,札所20番に行き,乳水場のノッチと鍾乳石を特別に見せてもらいましました。その後,秩父橋を渡り,ブラタモリでも紹介された札所19番の段丘に突出した角礫質砂岩,その続きの地層がつくる廣見寺北面の尾根の地形とそこに穿たれた「石経蔵」を見学,廣見寺境内の坂東西国堂,石庭,妙見山(武甲山)遥拝所などを拝し,大野原駅前15:40解散。
 いつもの札所巡礼と違う視点が新鮮だった。歩いてこそ気づくことがたくさんあり,面白いです。地形地質に変化が多く,興味がわく。見どころが多く,ガイドもとても分かりやすく,楽しませていただきました。などの感想をいただきました。


・10月14日(土)大地の生い立ちがわかる横瀬の里歩き  参加者:14名
  横瀬駅前9:30集合,同所15:30解散。(道のり約 7.6 km,累積標高差約 110 m)

9:30横瀬駅前集合。武甲山の麓に広がる横瀬の里,秩父札所六番から九番と,国の天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」の「新田橋の礫岩露頭」,寺坂棚田,県指定旧跡 秩父絹発祥の地「城谷沢の井」などを巡りました。
 約2億年前の海洋底であった外秩父山地のミカブ緑色岩,約1500万年前の古秩父湾終末期の地層,15万年前以降につくられた段丘の景観を眺め,大地の生いたちと,歴史・文化ついて,ゆっくり話しながら歩き,横瀬駅前15:30解散。
 参加者からは,「土地の成り立ちが少し想像されました。」「初めてウォーキングに参加し,楽しい一日が過ごせた。」「河成段丘が手に取るように見え,地形の成り立ちが解る。また,棚田生成の原因は地すべり地の意識だったが,ひとつの理由のみでないことを理解。丁寧な説明をありがとうございました。」などの感想がありました。


・11月18日(土) 大滝の旧三峰街道を歩く 参加者:14名
  大輪バス停9:15集合,三峰口駅前12:30解散。(道のり約 6 km,累積標高差約 200 m)

9:15 大輪バス停集合。明治から大正時代,三峯神社参拝者や駄馬が通った道を強石(こわいし),そこから三峰口駅前まで歩きました。かつて三峯神社もうでの参拝者でにぎわった大輪から,国道を経て竈三柱神社で「妙見様の馬石」(石灰岩)などを観察して旧三峰街道に入り,下大輪見送り観音下大輪の見返り観音から茶畑や州日が谷氏の中を登りました。地滑りでできた明るい南向きの平坦な大達原集落につき,大達原稲荷神社で休憩しました。
 その後,石灰岩に穿たれた手掘りのトンネルや馬頭尊,石仏,石灰岩(サンゴ礁)とその下位の玄武岩(火山噴出物),街道沿いの泥岩,チャートなど,1.7~1.3億年前の秩父帯付加コンプレックスの岩石,深いV字谷につくられた水力発電所を観察しました。強石では,天明の飢饉の時に,年貢を納められずに処刑された方の供養塔を見ました。白川橋の下流には1700~1500万年前の地層が分布し、山地の岩石よりも軟らかいために,浸食が進み,秩父盆地の段丘地形が広がっている様子を観察しました。12:30三峰口駅前,アンケートをお願いして,解散しました。
 アンケートには,「時間・距離ともに丁度良かった。手掘りトンネルを見ることができて良かった。」「何度か通っているが古い事が良くわかった。資料も大変参考になった。」「とてもすごく学ぶことがありました。歩くといいですね。でもなかなか自分では一人で行けないので,ありがたいです。すばらしい解説ありがとうございました。とても実りあるウォーキングでした。ありがとうございました。」などの感想がありました。


・1月20日(土) 日本通貨発祥の地「和銅遺跡」を歩く 参加者:27名
秩父鉄道「和銅黒谷」駅前 9:15集合。同所15:45解散。(道のり約 5.5 km, 標高差約 220 m)

一時,小雪がちらつき,小雨が降るあいにくの天気にもかかわらず,27名に参加していただきました。 続日本紀に「和銅元年春正月(11日)。武蔵国の秩父郡が和銅(にぎあかがね=自然銅)を献じた。」と記されています。この708年に朝廷に献上された自然銅が産出した場所と伝わる「和銅露天掘り跡」周辺の地質(秩父盆地新第三系の砂礫岩層とその褶曲,出牛-黒谷断層の破砕帯,秩父帯の赤銅色のチャート,三波川帯の変成岩)を観察し,銅鉱石がないことを確認し,自然銅の成因を考えました。国会議事堂の石材を産出した地を解説する「蓑山蛇紋岩採掘の碑」を見て,これを建てた大濱さんの庭を借りて昼食をとりました。
 一部の参加者は,ここから麓の祝橋を経て内田家住宅を見学し,和銅黒谷駅に向かいました。その他大部分の参加者は,笠山の集落を経て,近世以降の金山(かなやま)の坑道・精錬所跡にも足を延ばしました。
 「楽しく歩くことができた。」「地学の説明から山村のくらしや生物にもつながり,地学が嫌いな私でも楽しく勉強できました。」などの感想をいただきました。


0503・0504 ジオサイトマップづくり・現地研修

・9月2日(土)上三沢を歩く 従事者:3人

・9月30日(土)横瀬の里歩き 従事者:3人
横瀬駅前9:30集合,同所17:30解散。 (約7.6km,累積標高差約110m)

 地質的には,三波川帯の緑色岩,古秩父湾堆積層,宇根泥炭層をはさむ段丘堆積物を観察し,歴史文化的には,秩父札所6・7・8・9番,御嶽神社里宮、道標石・馬頭尊等,さまざまな石像物,城谷沢の井,寺坂棚田をゆっくり見て歩きました。 天然記念物に指定されている「新田橋の礫岩露頭」の一部が8月に崩落したため,斜面の樹木が伐採され,崩壊の恐れのある部分一帯が重機で採掘され,露頭が大きくなって,最上部の段丘礫層までよく見えるようになっていました。 マンジュシャゲ(曼珠沙華)・コスモス(秋桜)・モクセイ(木犀)など,いろいろな花にも会えました。
 当初の予定では,札所を9番から逆打ちして6番で昼食の予定でしたが,8番で昼になってしまったので,見学コースを逆回りにして,横瀬駅から新田橋,寺坂棚田,札所6番とまわることにしました。

・12月9日(土)「和銅遺跡」を歩く 従事者:4人
秩父鉄道「和銅黒谷」駅前 9:15集合。同所15:45解散。(道のり約 5.5 km, 標高差約 220 m)

来る1月20日 開催予定のジオウォーキングの下見をしました。風もなくこの時期としては暖かな一日でした。和銅黒谷駅から,銭神様として有名になった聖神社は,今日も混んでいました。そこから,地元の和銅保勝会の皆さまにより整備された道を「和銅露天掘り跡」に進み,和銅沢沿いの「出牛-黒谷断層」,地層の露出状況,河床の状況を見ました。さらに,下山の集落を登り,「蓑山蛇紋岩採掘の碑」で昼食。トイレをお借りする約束もしました。午後は笠山に登り,金山の採銅坑,精錬所跡を経て,内田家に行きました。 笠山に登るのは大変だし,金山の道が荒れているので,下山で昼食後に下山する副コースも設定することにしました。


0505 ジオパーク講座
・8月6日(日)令和5年度ジオパーク講座
 参加者:38名
 とき:13:30~16:45,ところ:秩父市歴史文化伝承館1階 研修室

①「日本列島の生い立ちと秩父の地質」小幡喜一氏
  日本列島の形成史の中で,秩父の地質を紹介しました。武甲山や両神山などをつくる約2.0~1.3億年前の「秩父帯」,雲取山などをつくる1.0億年~6,600万年前の「四万十帯」は,北海道から九州まで連続し,大陸縁で付加体。長瀞の岩畳に代表される三波川帯は,8,500~6,600万年前,地下深くに引き込まれた四万十帯の一部です。そして,小鹿野町から志賀坂峠を越えて長野県の佐久穂町にかけて細長く分布する1.3~1.0億年前の山中白亜系は,北海道から九州までつながる前弧海盆の堆積物です。
  その後,約 3,000 万年前,中央構造線が衝上断層として活動し,低温高圧型変成岩の三波川帯が地表に露出し,その上に大陸地殻が約150 km南に移動して,低温高圧型変成岩の領家帯が乗り上げて,皆野町の男岳女岳などの跡倉ナップをつくりました。また,
 約1,500~1,700万年前の古秩父湾は,大陸縁が多島海になった時代のもので,パレオパラドキシアは,北海道から中国地方まで発見されています。その後,日本海が開いたと考えられます。約50万年前以降につくられて河成段丘も全国的に見られます。土地の隆起によってつくられたものです。

②「“日本地質学発祥の地”秩父を訪れた地質学の先達たち」本間岳史氏
 秩父地域の“ジオ”の歴史は古く,縄文時代草創期の岩陰遺跡,708年の和銅の発見,古墳時代から中世にかけての古墳や板碑への秩父青石(緑泥石片岩)の利用などがあげられます。日本書紀や続日本紀の鉱物の奉献記録にはじまり,戦国時代の甲州武田の金山開発,江戸時代の平賀源内による中津川の金をはじめとする鉱石の探索,江戸時代の本草学も行われました。
 近代になると,明治11年のE.ナウマンの秩父地質調査以降,小藤文次郎による三波川統・御荷鉾統の命名や世界に先駆けた紅簾石片岩の報告,原田豊吉・大塚専一による“秩父古生層”の命名,横山又次郎による秩父盆地の貝化石研究など,日本列島の地質に関する先駆的な研究が行われたことから,秩父地域は“日本地質学発祥の地”と呼ばれています。


0507 小昼飯(こじゅうはん)づくり

・5月22日(月)「柏餅」 参加者:15名
  とき:10:00~12:30,ところ:秩父市歴史文化伝承館 調理室

・8月21日(月)「うどんとねじ」 参加者:13名
  とき:10:00~12:30,ところ:秩父市歴史文化伝承館 調理室

・10月5日(木)「炭酸饅頭」 参加者:14名
  とき:10:00~12:30,ところ:秩父市歴史文化伝承館 調理室
   14人で200個のお饅頭をつくりました。

・11月13日(月)「蕎麦打ち」 参加者:14名
  とき9::30~13:30,ところ::秩父市歴史文化伝承館 調理室
  今回は,蕎麦の粉をつかい,つなぎ無しで蕎麦打ちをしました。


0508 まるは市場
・4月22日(土)・23日(日) 秩父いってんべぇウォーク2Days 売店

0509 伝統建築の見学会
2024年1月4日(木) 秩父神社正式参拝・社殿彫刻の見学・新年会
13名が参加し,秩父神社の拝殿に昇り正式参拝後,改修が完成した神殿の彫刻を見学しました。その後,妙見にて新年会を行いました。


0510 秩父市環境市民会議(エコ会議)
・運営委員会 4回(4月17日,9月25日,1月15日,2月26日)
・オオキンケイギク除草(6月3日)
・環境学習プロジェクト会議(7月31日)
・環境賞審査(10月13日)
・発表児童指導(12月25日) ・ゴミ拾い(12月5日)
・拡大三役会議(1月18日)
・第11回児童生徒の環境の研究発表及び授賞式の実施(2月11日)


0511 「武甲山フォーラム」
・5月1日(月) 「春山入り(武甲山山開き)」 参加者: 3名


0513 まる博講座・講演会

・9月24日(日) まる博講座 第1回 「弥生時代のチチブ」
 参加者:34名
    講師:𠮷川照章氏(NPO法人 秩父まるごと博物館)
  とき:13:30~15:30 ,ところ:秩父市歴史文化伝承館1階 研修室

最近の新しい研究成果では,弥生時代は紀元前10世紀から3世紀にわたる1,200年に及び,日本は大陸との交流をはじめ、新しい文化を進取したころ,栗(りつ)林(りん)式土器・米作り・銅(どう)鐸(たく)・銅(どう)戈(か)を特徴とするということです。秩父では,影森の大沼遺跡と野土(のっち)遺跡・柳田町の柳田遺跡・阿保町の下ッ原遺跡から,栗林式土器が発見され,その一部を展示していただきました。しかし,アワ・キビが多数確認されるものの,米はない。また,銅戈ではなく石造の戈が発見されているということです。
 アンケートには,「休憩時間の土器と石器の展示が講演と合わせて効果的だった。レプリカ法が農耕の検証に使われていたのは興味深かった。イネの証拠が見つかることを期待したい。弥生時代の年代が変わってきたのは面白い。600年から1200年まで,ずいぶん幅がのびた。」「大変おもしろく興味深く聴けました.弥生時代の遺跡が秩父にあったことを知ることができて良かった.」などの感想がありました。

・10月1日(日) まる博講座 第2回 「山小屋留守番生活 山小屋の仕事あれこれ」  参加者:43名
   講師:村田秀雄氏(奥秩父十文字小屋留守番 秩父山岳連盟副会長)
  とき:13:30~15:30 ,ところ:秩父市歴史文化伝承館1階 研修室

 奥秩父の山と谷に魅せられ歩いて60年。10年前から十文字小屋管理人休養日は山小屋へ留守番に入り,奥秩父の核心部にある十文字小屋・甲武信小屋・雁坂小屋、山小屋の管理されている。歩荷,暖房燃料集め,水場・登山道の保守,遭難救助など,さまざまな山仕事を映像で紹介していただきました。 また,写真家の清水武甲氏の助手をやられていた頃のお話や,奥秩父の懐かしい写真もあり,多くの書籍も紹介していただきました。
  アンケートには,「山小屋は全く知らなかったので,大変楽しく話を聞かせてもらいました.本当に御苦労様だなあと思いました。自然を守るのは大変だけれど,とても大切.大事に扱われていることもわかりました。」「普段きくことのできない興味深い体験談をきくことができた。かつての奥秩父の山,山小屋,登山者の様子を貴重な記録写真で紹介していただき,大変良かった。沢山の写真を整理・映写していただいた。お疲れさまでした。文字の無いスライドは,見ていて飽きず,1時間半があっという間に過ぎました。」などの感想がありました。


・10月29日(日) まる博講演会 第1回
 「秩父の森の魅力 秩父の森林資源を地域と一緒に育てたい!」
 参加者:54名
     講師:島﨑武重郎氏ほか(NPO法人 秩父百年の森
  とき:13:30~15:30,ところ:歴史文化伝承館 研修室

演者の島﨑さんの小学5年生の時の富士登山から,金沢から山を歩いて秩父に帰ってきた山経験のお話しから始まりました。その後,和名倉山の山火事跡地のブナ植樹のお話しがありました。そして,伐っても赤字になってしまうので,満員電車の様になって,花粉を振り撒いている現在の林の状況が紹介されました。 そんななかで,秩父の山林の特徴を理解し,それを活かすために,山主と協力して,カエデやキハダを植え,樹を伐らずに得られるメープルシロップなどを秩父の特産品として売り込み,収入を得ることのできる森にしていくという活動には,感銘を受けました。
 アンケートには,「島﨑武重郎氏の生い立ちから現在の活動に至る経歴・経緯がとてもわかりやすく,なんとなく聞き及んでいた百年の森の変遷が理解できた。秩父にあってのカエデ,身近な樹木がこんなに注目されて,産業にまでと頑張っていたわけなんですね。」「すべてご自身の体験から何も資料など見ずに数字も含め,よどみなく話される島﨑さんの講演に圧倒された.和名倉山へのブナの植樹から秩父のカエデの植樹へと移行したいきさつ,販売してはじめて未来へつなぐ森の循環が成り立つ話は印象に残った。厳寒のなかでのカエデの樹液の採取は大変と思った。」などの感想がありました。

・11月23日(木・祝)まる博講演会 第2回
 「秩父鉱山の鉱床学的特徴とニッチツ寄贈標本の紹介」
参加者:32名
 小林まさ代氏(埼玉県立自然の博物館 主任学芸員)
  とき:13:30~15:30,ところ:歴史文化伝承館 研修室

かつて日本有数の鉄鉱石産出量を誇った秩父市大滝の秩父鉱山の歴史からはじまり,(株)ニッチツ秩父事業所から埼玉県立自然の博物館へ寄贈された鉱物標本のいきさつと代表的な鉱物標本の紹介,そして,非常に多様な鉱物を産出する鉱山についての最新の鉱床学的な解説をしていただきました。
  アンケートには,「秩父鉱山の歴史から,鉱物標本の博物館受入の過程,そして代表的の標本の紹介が良かったです。また,秩父鉱山の最新の鉱床学的な知見は勉強になりました」「所用があったが,高崎から来てみて,本当に良かったです。地元的な中小坂鉄山の話も出てきて,アマチュアなりに,秩父鉱山の特徴を知ることができました。たまたま昨日下仁田に行ってきたところでした。滑花崗岩と南蛇井層のことももう一度確認しました。本宿陥没殿関係も興味深かったです。」「中小坂と秩父鉱山の関係については大変興味深かったです。自然は偉大でかつ複雑なので,秩父鉱山がスカルン鉱床とキルーナ型の混合タイプという考え方は大いに“あり”だと思いました。野外を歩いていると,教科書的な事象・現象に出会うことはマレなので,いろいろなタイプの複合型という考え方は大いに賛成できます。ただ,それをどのように証明するかが,課題ですね。」などの感想がありました。


0514 広報・普及事業

①秩父まる博つうしん

第38号:2023年9月11日発行, 第39号:2023年12月24日発行
 
②ホームページの運営

③フェイスブックの運営



0515 ガイド事業

・4月15日(土) 紅花健歩会「札所めぐりウォークガイド」 1番~5番
従事者:3人 参加者:45人

・4月30日(日) 芝桜まつり「ジオパーク秩父ガイドウォーク」 従事者:4人 参加者:8人

・5月9日(火)大学の秩父市街地実習ガイド(早稲田大学武田ゼミ)  従事者:1人,参加者:12人

・8月29日(火)大学の秩父市街地実習ガイド(工学院大学藤賀ゼミ)  従事者:1人,参加者:18人

地元ガイドと歩く!ミニ秩父旅
・「秩父街なかパワースポット」

期 日 5月19日
(金)
6月10日
(土)
11月6日
(月)
11月12日
(日)
3月1日
(土)
3月30日
(日)
従事者 1名 1名 1名 1名 1名 1名
参加者  2名 2名 1名 2名 3名 2名

・「ブラタモリ日本を支える白い岩」
期 日 5月14日
(日)
5月19日
(金)
5月21日
(日)
8月23日
(水)
10月3日
(月)
10月8日
(日)
11月20日
(月)
11月23日
(木・祝)
11月25日
(土)
12月9日
(土)
3月4日
(火) 
従事者 1名 1名 1名 1名 1名 1名 1名 1名 1名 1名 1名
参加者 2名 2名 6名 2名 2名 1名 3名 3名 2名 4名 2名


・10月26日(木)-29日(日) 「日本ジオパーク全国大会 in 関東 サテライト会場(秩父)

プレジオツアー
・10月26日(木)-27日(金)バスで巡る日本地質学発祥の地ツアー
 参加者:26名
 26日(木)13:30~17:00 ガイド従事1名(橋立・黒谷),27日(金)10:15~11:10 ガイド従事1名(長瀞岩畳・虎岩)

・10月27日(金) 街なかを歩いて秩父の歴史とジオを探るツアー 参加者:24名
 9:45~16:00 ガイド・スタッフ従事6名

全国大会(秩父宮記念市民会館)

・27日(金)特別座談会
 18:30~20:00(招待参加:2名)

・28日(土) 開会式・基調講演・基調提言  8:00~11:45(スタッフ・参加:5名)

・28日(土)交流会 17:30~19:30(参加:1名)

・29日(日)口頭発表・ポスター発表・交流広場 8:00~11:45(スタッフ・参加:1名)
 
(c) 秩父まるごと博物館 Chichibu Eco Musée