| その概要は,「秩父地域は,平均すると年間約0.6 mmの割合で隆起しており,1万年で 6 m,300万年で 1,800 m高くなったことになる。秩父盆地は侵食盆地であり,河成段丘は,気候変動と地殻変動の複合でつくられた重合段丘が形成されている。氷期末期の扇状地堆積物(砂礫層)の,影森砂礫層(低位段丘;約7〜1万年前),羊山礫層(中位段丘;約13万年前),尾田蒔礫層(高位段丘,約50万年前)が見られる。しかし,約2万年前(MIS 2)の最終氷期に,新第三系の泥岩が風化してできた粘土が,段丘の表面を埋め,太田・蒔田・横瀬・中近の田んぼの土をつくった。宮地・下郷の田んぼは,段丘面が形成されたときの流路跡に粘土質の土がたまったものである。田んぼの水は,段丘崖の湧泉や溜池により確保されている。」 |
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